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No.38 明正井路一号幹線 一号橋

左:水路橋上部

概要
大分県竹田市にあるこの石橋は、大正8年に竣工した灌漑用水の現役水路橋です。田園地帯にある全長89.2mにもなる石積みの六連アーチはとても存在感があり、石橋に興味がない人でも初めて見たらきっとその迫力に驚くのでは。明正井路一号幹線は起伏多い地形を通るために難工事の連続で、それに財政難も加わり大変厳しい状況で建設が進められました。そのため主任技術者でこの石橋の設計者でもある矢島一義は、心労のため38歳にして自殺。この石橋の完成を見ることはなかったそうです。竹田市には他にも笹無田石拱橋(大正6年竣工)や鏡石石拱橋(明治42年竣工)など、大型の石積み水路橋が現役で田畑へ水を運んでいます。
 
所在地
大分県竹田市大字門田
  
アクセス

  • JR豊肥本線の玉来駅から県道639号を南下。祖峰小学校のT字路を右折し県道8号を約3km。
地図はコントロールボタン以外にもダブルクリックで拡大移動、ドラッグで移動できます。
  

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